2008年10月20日
国産モデルガン第1号(国際ガンクラブ モーゼル)
国際ガンクラブのモーゼル軍用拳銃です。
(前回のクイズの答えです)
古参マニアには「ホンリュー・モーゼル」と呼ばれています。
このモデルは46年規制以前の製品のため、銃身を金属で埋め、主要パーツを金色に塗装して合法化処置を施しています。
後のハドソン製品との違いは、
1.アッパーレシーバーとロアフレームは2本のピンで結合されている。(ハドソンはネジ止め)
2.ダミーカートリッジ仕様。(ハドソンは前撃針発火式)
3.木製グリップ標準装備。
4.グリップにストック装着用のラグがない。
5.リコイルスプリングを止めるレシーバーのネジが段付きマイナスネジ。(ハドソンはプラスネジ)
ダミーカートリッジ仕様ですが、ボルトの最後部にキャップを装着して発火させることができます。
画像のモデルは完全オリジナルではなく、一部パーツを後のハドソン製品から流用し補修しています。
ベレッタM92F(ACG vs マルシン)
ベレッタM92FS(ACG)part2
ベレッタM92FS(ACG)
MGC COLT M1911A1(パーカーライジングモデル)
MGC COLT M1911A1
MGC フロンティア・ダブル・バレル・デリンジャー
ベレッタM92FS(ACG)part2
ベレッタM92FS(ACG)
MGC COLT M1911A1(パーカーライジングモデル)
MGC COLT M1911A1
MGC フロンティア・ダブル・バレル・デリンジャー
ホンリュウとハドソン の違い初めて知りました。
私の手持ちは もらい物のハドソンですが このような違いがあるとは知りませんでした。
ところで ハドソンはストックを出した事が無いとGun誌の記事では書かれていましが、昔のGun誌の京都の「やまもと」の広告ではモーゼル用ストックの文字がありますし、私自身 1990年代に 神戸の元町のガードした古道具店の軒先で見たことがあります。
ハドソンがストッックを出さなかった というあの記事を信じるとした場合、ハドソンに移る前に ホンリュウ時代に 装着用ラグが追加されたモデルが存在した可能性はないのでしょうか?
あと MGCとのパイプが太くなった時代の「やまもと」はMGCにSHOP専用モデルを作らせていたそうですから 同じようないきさつで 作らせた可能性はないでしょうか?
この 辺りもしご存知だったとしたら 教えてくれればと思います。
追伸…一時期 新橋の某店にも飾られていましたね
所謂「ホンリューモーゼル」は国際ガンクラブ→ホンリュー・コーポレーション→中田商店→ハドソン、と販売元が移っていますが、ストック用ラグが追加されたのは中田商店時代ではないかと推測します。
ホンリューモーゼルのラグは実銃と違ってルガーP08と同じタイプになっています。以前、ルガーとモーゼル共通のストックがあったと聞いたことがありますので可能性としてはこの辺りだと思います。
回答有難うございます。
中田商店 販売時代があった事を初めてしりました。
どうも 中田商店の広告には 他社製品も載っている事から 中田製品として販売された事まで想像していませんでした。資料の読み込みが足りませんでした。
ご指摘の点を踏まえ 手持ちの中田商店「第二次大戦各国軍用品」1971年No.7を見直してみると 掲載された写真2枚に ラグ付とラグなしを確認できました(p-5.p-36)
ラグの追加に関しては 想像された中田時代の可能性がたかそうです。
この辺り 私も機会があれば更に調べてみたいとおもいます。
この度は 貴重な情報を有難うございます。
コメントありがとうございます。
刻印は側面の「MAUSER」の浮き彫りだけです。(塗装で見にくくなっていますが…)